三加和温泉郷は、
福岡の中心部から車で60分。
福岡と熊本の県境に位置する和水町（なごみまち）にあります。
ゆるやかな曲線の続く里山に、悠々と流れる菊池川…。
車窓から見える風景に、訪れた人だれもが“なごんで”しまう、
そんなうららかな温泉郷です。
県内に118ヶ所もの温泉地を有する温泉大国・熊本ですが、
三加和温泉郷の周辺は、山鹿・平山といった「美肌の湯」湧出の場所。
アクセスのよさが手伝って、都市部からの日帰り温泉スポットとして、親しまれています。
和水町へのアクセス
- 九州自動車道の太宰府I.Cから菊水I.Cまで約40分
- 九州新幹線で博多駅から新玉名駅まで約40分、新玉名駅から町役場まで車で約10分
里山が菜の花の黄色に染まったら、和水町に春の到来です。
田植えの季節、田んぼに水が張られます。
空の色を映して鏡のように光る棚田の美しさといったら、それだけで訪れる価値があるほどです。
稲の背比べが始まると、季節は夏から秋へ―…。
秋の色が稲穂の黄金色だとしたら、冬は白銀。
きりっと冷えた薄墨色の空に、温泉の湯けむりがもくもくと立ち上り、その様子は、厳しい季節にも楽しみがあることを教えてくれます。
和水町では、昔ながらの自然だけでなく、
史跡や古墳などの歴史的資源もたいせつに守られています。
どこか、タイムトリップしたような感覚が、
旅気分を盛り上げてくれるのです。
三加和温泉郷の泉質は、アルカリ性単純温泉。
ph値10前後と、九州でもトップクラスの高アルカリ性の温泉で、とろみのある肌ざわりが特徴です。
さらに、「メタケイ酸」という天然の保湿成分も多く含まれているため、
湯上がりのしっとり感は翌朝まで続くと言われています。
〝美肌の湯〟を、貸切で贅沢に堪能できるのが、三加和温泉郷のいいところ。
三加和温泉郷の代表格ともいうべき「ふるさと交流センター」、温泉宿のような趣の「栗山温泉 紅さんざし」、
様々な趣向の湯船をそろえる「湯亭 上弦の月」に、コンビニが経営する「家族湯 美感遊創」。
個性豊かなラインナップで、何度訪れても新鮮な楽しみで迎えてくれます。
